年別アーカイブ: 2012年

復代理人とは

復代理人とは
代理人が選任した本人の代理人のことです。

 

復代理人はあくまで
本人の代理人であって
代理人の代理人ではない
点に注意して下さい。

 

復代理人の代理権は
代理人の代理権に依拠するものですから
代理人の代理権が消滅すれば
それに伴って消滅してしまいます。

 

また、その代理権の範囲は
代理人の代理権の範囲を
超えることはできません。

 

たとえば
代理人に
本人の所有する不動産について
賃貸借契約を締結する範囲の
代理権しかないのに
復代理人に
売買契約を締結することができる
代理権を与えることはできない
ということですね。

 

 

 

顕名とは

顕名とは
代理人が本人のためにすることを
示すことですね。

 

たとえば
「私は鈴木さんの代理人の田中ですわ。」
という感じで名乗るわけです。

 

こんな風に
代理人が本人のためにすることを
示さないと、相手方は
代理人が本人やと勘違いして
しまうでしょ。

 

だから顕名が必要なわけです。

 

代理人が顕名をしないでした
意思表示は自分のためにしたものと
みなされることになってます。

 

つまり、代理人自身が契約の
当事者になってしまうということです。

 

言ってみれば顕名しなかったことの
責任をとらされてるわけですね。

 

ただし、相手方が、
代理人が本人のためにすることを知り、
又は過失によって知ることができなかったときは
相手方と本人の間でちゃんと契約が成立します。

 

こういう事情であれば
別に代理人に責任をとらせる必要が
ないからです。

 

法定代理人とは

 

法定代理人とは
本人の意思によることなく、
法律の規定によって
代理人となる者のことやな。

 

具体的には
未成年者に対する関係での
親権者や未成年後見人
成年被後見人に対する関係での
成年後見人
などが法定代理人ということになる。

 

あと代理権付与の審判がなされれば
保佐人や補助人も法定代理人になるで。

 

 

錯誤とは

錯誤とは
表意者の
内心的効果意思と
表示上の効果意思に
不一致があることやな。

 

つまり「勘違い」のことや。

 

法律行為の要素(重要な部分)に錯誤が
ある場合、表意者は、その法律行為の
無効を主張することができんねん。

 

たとえば、売主が甲土地を売るつもりで
「乙土地を売る。」というふうに
意思表示してしまったら、
法律行為の要素に錯誤があると
言えるからその売買契約の
無効を主張することができる
ということやな。

 

ただし、
表意者に重大な過失がある場合には
錯誤無効の主張はできへんようになるから
気つけてな。

 

虚偽表示とは

虚偽表示とは
意思表示の相手方と通じてなす
虚偽の意思表示のことや。

 

たとえば、ほんまは売主も買主も
その気はあれへんのに
不動産の売買契約を結んだりして
買主に所有権を移転したように
見せかけるわけや。

 

売主の債権者からの強制執行を
免れたりするために
わざわざ、こんなややこしいこと
する奴がおるねん。

 

虚偽表示によってなされた契約は
無効とされる。

 

当人たちがホンマは契約を成立させる
意思がない以上、無効とするのが
妥当やからやな。

 

ただし、虚偽表示の無効は善意の
第三者には対抗することができへん。

 

虚偽表示なんていう、いらんことを
自らやってる当事者と、
それを知らんで新たに取引関係に
入った第三者とやったら
誰が考えたって、後者の方を
保護するべきやからやな。

 

心裡留保とは

心裡留保とは
表意者がその真意ではないことを知りながら
する意思表示のことや。

 

まあ、平たく言うたら冗談を言うことやな。

 

心裡留保による意思表示は有効とされる。

 

だから、たとえば冗談で
「100万円あげるわ。」とか言うと
原則としてほんまに100万円あげなあかん
ようになるねん。

 

ただし、相手方が
・冗談やって、わかってたり、
・信じてしまったことに過失がある
場合には
無効ということになる。

 

つまり、さっきの例で言うと100万円
あげんでいいということになるわけやな。

 

 

強迫とは

強迫とは
暴行や害を加える旨の告知によって恐怖を与えることによって
自由な意思決定を妨げる行為のことや。

 

強迫による意思表示は取消すことができる。

 

まあ、これは当たり前の話やな。

 

無理矢理、意思表示させられてるわけやから。

 

また、強迫による意思表示の取消は善意の第三者にも対抗する
ことができるで。

 

ここは、詐欺による取消しの場合と取り扱いの違うところやから
しっかり覚えといてや。

 

これは強迫による意思表示をした者には、通常、何の落ち度もなく
保護の必要性が高いからやな。

 

 

 

松村保誠の宅建試験最短最速合格法

 

 

詐欺とは

詐欺とは
他人を騙して、錯誤に陥れることや。

 

詐欺による意思表示は取消すことができる。

 

騙されたんやから、当たり前の話やな。

 

ただし、詐欺による意思表示の取消しは
詐欺の事実について善意の第三者に対しては
対抗することができへんねん。

 

詐欺にあった者は
不注意な点があったから騙されてるわけで
その限りでは落ち度があるわけやん。

 

それに対して
詐欺の事実について全く知らないで
新たに取引関係に入った者については
何の落ち度もないやろ。

 

だから、詐欺にあった者と善意の第三者とやったら
善意の第三者の方を保護することにしたわけやな。

 

「宅建過去問強制インストール2013年版」の 販売開始時期について

ここのところ
「宅建過去問強制インストール2013年版」の
販売開始時期について多くの方から
お問い合わせを頂いております。

 

まずは同教材に興味をお持ち頂き、
また期待をお寄せ下さり
誠にありがとうございます。

 

今のところ
「宅建過去問強制インストール2013年版」の
販売については、来年1月中旬ぐらいを
予定しております。

 

準備が整い次第、具体的な販売開始日を
お知らせすますので
今しばらくお待ち下さい。

 

以上、よろしくお願い申し上げます。