表見代理とは

表見代理とは
無権代理人に代理権があるかのような
外観があることにつき、
本人に一定の責任が認められる場合に
その代理行為を有効なものとして
取り扱う制度です。

 

無権代理人に代理権があるかのような
外観があることにつき
責任のある本人に
その責任をとらせようということ
ですね。

 

相手方が表見代理によって契約の有効を
主張するには
相手方が
・代理権がないことを知らず(善意)しかも
・そのことについて過失がない(無過失)
ことが条件となります。

 

これは、相手方が代理人に
代理権がないことを知っていたり(悪意)
知らないことについて過失がある(有過失)
場合にまで
契約が有効であることを主張して
本人の責任を追及することを
認める必要がないからです。

 

なお
表見代理には
・代理権授与の表示による表見代理
(本人が本当は代理権を与えていないのに
代理権を与えたかのような表示をした場合)
・権限外の行為の表見代理
(代理人が基本代理権の範囲を超えた
代理行為をした場合)
・代理権消滅後の表見代理
(以前代理人だったものが代理権消滅後に
代理行為を行った場合)
の3つのパターンがあります。