宅地建物取引業者が行う広告に関する次の記述のうち、不当景品類及び不当表示防止法(不
動産の表示に関する公正競争規約を含む。)の規定によれば、正しいものはどれか。

1 新築分譲マンションの販売広告で完成予想図により周囲の状況を表示する場合、完成予
想図である旨及び周囲の状況はイメージであり実際とは異なる旨を表示すれば、実際に所
在しない箇所に商業施設を表示するなど現況と異なる表示をしてもよい。

解答×不動産の表示に関する公正競争規約施行規則10条23号によると「宅地又は建物の見
取図、完成図又は完成予想図は、その旨を明示して用い、当該物件の周囲の状況について
表示するときは、現況に反する表示をしないこと。」とされる。

2 宅地の販売広告における地目の表示は、登記簿に記載されている地目と現況の地目が異
なる場合には、登記簿上の地目のみを表示すればよい。

解答×不動産の表示に関する公正競争規約施行規則10条19号によると「地目は、登記簿に
記載されているものを表示すること。この場合において、現況の地目と異なるときは、現
況の地目を併記すること。」とされる。

3 住戸により管理費が異なる分譲マンションの販売広告を行う場合、全ての住戸の管理費
を示すことが広告スペースの関係で困難なときには、 1住戸当たりの月額の最低額及び最
高額を表示すればよい。

解答〇不動産の表示に関する公正競争規約施行規則11条41号によると「管理費については、
1戸当たりの月額(予定額であるときは、その旨)を表示すること。ただし、住戸により
管理費の額が異なる場合において、そのすべての住宅の管理費を示すことが困難であると
きは、最低額及び最高額のみで表示することができる。」とされる。

4 完成後8か月しか経過していない分譲住宅については、入居の有無にかかわらず新築分譲
住宅と表示してもよい。

解答×「建築後1年以上経過し、又は居住の用に供されたことがある一戸建て住宅であっ
て、売買するもの」は中古住宅である。(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則3条
7号)