印紙税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

l 土地譲渡契約書に課税される印紙税を納付するため当該契約書に印紙をはり付けた場合
には、課税文書と印紙の彩紋とにかけて判明に消印しなければならないが、契約当事者の
従業者の印章又は署名で消印しても、消印したことにはならない。

解答×課税文書の作成者は、課税文書に印紙をはり付ける場合には、政令で定めるところ
により、当該課税文書と印紙の彩紋とにかけ、判明に印紙を消さなければならない。(印
紙税法8条2項)
課税文書の作成者は、印紙を消す場合には、自己又はその代理人(法人の代表者を含む。)、
使用人その他の従業者の印章又は署名で消さなければならない。(印紙税法施行令5条)

2 土地の売買契約書(記載金額2,000万円)を3通作成し、売主A、買主B及び媒介した宅地建
物取引業者Cがそれぞれ1通ずつ保存する場合、Cが保存する契約書には、印紙税は課されな
い。

解答×売買契約を媒介した宅地建物取引業者が保存する売買契約書にも印紙税は課される。
(印紙税法基本通達20条)

3 一の契約書に土地の譲渡契約(譲渡金額4,000万円)と建物の建築請負契約(請負金額
5,000万円)をそれぞれ区分して記載した場合、印紙税の課税標準となる当該契約書の記載
金額は、5,000万円である。

解答〇ロ 譲渡契約書と請負契約書とに該当する文書は、譲渡契約書とする。
ただし、当該文書に契約金額の記載があり、かつ、当該契約金額を譲渡契約部分と請負契
約部分に区分することができる場合において、譲渡契約部分の記載金額が請負契約部分の
記載金額に満たないときは、請負契約書とする。(印紙税法別表第一課税物件表 課税物
件表の適用に関する通則3ロ)

4「建物の電気工事に係る請負金額は2,100万円(うち消費税額及び地方消費税額が100万
円)とする」旨を記載した工事請負契約書について、印紙税の課税標準となる当該契約書の
記載金額は、2,100万円である。

解答×課税文書に消費税及び地方消費税の金額が区分記載されている場合又は税込価格及
び税抜価格が記載されていることにより、その取引に当たって課されるべき消費税額等が
明らかである場合には、消費税額等は記載金額に含めないものとする。