土地区画整理法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 個人施行者は、規準又は規約に別段の定めがある場合においては、換地計画に係る区域
の全部について土地区画整理事業の工事が完了する以前においても換地処分をすることが
できる。

解答〇換地処分は、換地計画に係る区域の全部について土地区画整理事業の工事が完了し
た後において、遅滞なく、しなければならない。ただし、規準、規約、定款又は施行規程
に別段の定めがある場合においては、換地計画に係る区域の全部について工事が完了する
以前においても換地処分をすることができる。(土地区画整理法103条2項)

2 換地処分は、施行者が換地計画において定められた関係事項を公告して行うものとする。

解答×換地処分は、関係権利者に換地計画において定められた関係事項を通知してするも
のとする。(土地区画整理法103条1項)

3 個人施行者は、換地計画において、保留地を定めようとする場合においては、土地区画
整理審議会の同意を得なければならない。

解答×個人施行者が保留地を定めようとする場合においては、土地区画整理審議会の同意
を得る必要はない。
都道府県・市町村・国土交通大臣・独立行政法人都市再生機構・地方住宅供給公社が
保留地を定めようとする場合においては、土地区画整理審議会の同意を得なければならな
い。(土地区画整理法96条3項)

4 個人施行者は、仮換地を指定しようとする場合においては、あらかじめ、その指定につ
いて、従前の宅地の所有者の同意を得なければならないが、仮換地となるべき宅地の所有
者の同意を得る必要はない。

解答×仮換地となるべき宅地の所有者の同意も得る必要がある。
仮換地を指定しようとする場合においては、あらかじめ、その指定について、
・個人施行者は、従前の宅地の所有者等並びに仮換地となるべき宅地の所有者等の同意を
得なければならず、
・組合は、総会若しくはその部会又は総代会の同意を得なければならず
・都道府県・市町村・国土交通大臣・独立行政法人都市再生機構・地方住宅供給公社は、
土地区画整理審議会の意見を聴かなければならない
ものとされている。(土地区画整理法98条3項)