代理に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例に
よれば、誤っているものはどれか。

 

 

1 未成年が代理人となって締結した契約の効果は、
当該行為を行うにつき当該未成年者の法定代理人
による同意がなければ、有効に本人に帰属しない。

 

 

解答×代理人は行為能力者であることを要しない。
したがって未成年が代理人となって締結した契約の
効果は、法定代理人による同意がなくても有効に
本人に帰属する。

 

 

2 法人について即時取得の成否が問題となる場合、
当該法人の代表機関が代理人によって取引を行った
のであれば、即時取得の要件である善意・無過失の
有無は、当該代理人を基準にして判断される。

 

 

解答○本肢のとおり。

 

 

3 不動産の売買契約に関して、同一人物が売主
及び買主の双方の代理人となった場合であっても、
売主及び買主の双方があらかじめ承諾をしている
ときには、当該売買契約の効果は両当事者に有効に
帰属する。

 

 

解答○本肢のとおり。
同一の法律行為については、相手方の代理人となり、
又は当事者双方の代理人となることはできない。
ただし、債務の履行及び本人があらかじめ許諾した
行為については、この限りでない。(民法108条)。

 

 

4 法定代理人は、やむを得ない事由がなくとも、
復代理人を選任することができる。

 

 

解答○本肢のとおり。
法定代理人は、自己の責任で復代理人を選任する
ことができる。(民法106条)