宅地建物取引業者Aが建物に係る信託 (Aが
委託者となるものとする。) の受益権を販売する
場合において、宅地建物取引業法第35条の規定
に基づいてAが行う重要事項の説明に関する次の
行為のうち、宅地建物取引業法の規定に違反
しないものの組合せはどれか。

 

ア Aは、販売の対象が信託の受益権であったので、
買主Bに対し、取引主任者でない従業員に説明を
させた。

 

解答 違反する。
宅建業法35条3項によると「宅地建物取引業者は、
宅地又は建物に係る信託(当該宅地建物取引業者
を委託者とするものに限る。)の受益権の売主と
なる場合における売買の相手方に対して、その者
が取得しようとしている信託の受益権に係る
信託財産である宅地又は建物に関し、その売買の
契約が成立するまでの間に、取引主任者をして、
少なくとも次に掲げる事項について、これらの
事項を記載した書面(第5号において図面を必要
とするときは、図面)を交付して説明を
させなければならない。」とされる。

 

イ Aは、当該信託の受益権の売買契約を締結する
半年前に、買主Cに対して当該契約と同一の内容
の契約について書面を交付して説明していたので、
今回は説明を省略した。

 

解答 違反しない。
信託の受益権の売買契約を締結する前、1年以内に
契約の相手方に対して当該契約と同一の内容の
契約について書面を交付して説明していれば説明
を省略することができる。

 

ウ Aは、買主Dが金融商品取引法第2条第31項に
規定する特定投資家であったので、説明を
省略した。

 

解答 違反しない。
買主が金融商品取引法第2条第31項に規定する
特定投資家であれば説明を省略することが
できる。

 

工 Aは、当該信託財産である建物の瑕疵を担保
すべき責任の履行に関して保証保険契約を締結
していたが、買主Eに対しその説明を省略した。

 

解答 違反する。
当該信託財産である建物の瑕疵を担保すべき責任
の履行に関して保証保険契約を締結したときは、
その概要を説明する必要がある。

 

1 ア、イ

2 イ、ウ

3 イ、エ

4 ウ、エ

解答 2

 

 

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