かねてからよく受ける質問に「宅建試験に独学でも合格できますか。」というものがあります。
実はこの質問って非常に回答しにくいものなんですよね。
宅建試験に独学で合格できるかどうかなんて、個人の能力によって当然変わってくるからです。

ここで能力と言っているのは生まれついての頭の良し悪しのことばかりを言ってるわけではないんですよ。
もちろん、そういうことも含みますが、たとえば子どものころから真面目に勉強してきた人とそうでない人では文章を読んで理解したり、計算をしたりといった基礎学力が全く違いますよね。
また、意思が強い人とそうでない人とでは独学でも勉強を継続できるかどうかに大きく関わる自己管理能力も全く違います。
そういった広い意味での能力のある・なしによって宅建試験に独学でも合格できるか・どうかというのが変わってくるので、そのへんのことがわからないかぎり回答しようがないということです。

ただ一つ言えるのは、基礎学力や自己管理能力にまるっきり自信がない人は、やはり独学をさけた方が良いということです。
もちろん、そういう方でも気持ちさえ折れなければ、いつかは独学でも合格できると思いますが、そのためには気が遠くなるほどの努力をしなければならないことになるでしょうから。
であれば、少々無理をしてでも受講費を払って宅建講座等を利用する方が、よほど合理的な選択だと言えるのではないでしょうか。

ブログなどで宅建に独学で挑戦することを気軽に進めている方をよく見かけますが、それは基本的には能力の高い人の発する能力の高い人に向けてのアドバイスに過ぎません。
こんな時代ですから、なるべくお金を使いたくないという気持ちはわかりますが、最も重要なのはお金を使わないことではなく、宅建試験に合格することであるということを決して忘れないようにして頂きたいと思います。