宅建試験に合格するためには問題に書かれていることから問われていることを正確に把握する能力が必要となる。

たとえば「~の場合、Aに届けなければならない。」という選択肢を読んだときに「Bにも届けなければならないので×なのではないか。」と勝手に選択肢に書かれていないことを含めて考えて、×としてしまう人がいるが、これではいくら知識があっても正解にはたどりつくことなどできるはずがない。

問われていることを正確に把握するためには次の2つのことを意識的にやることが効果的だ。

一つ目は上の例でも触れたとおり、原則的に書かれていないことを含めて考えたりしないことである。

もう一つは、問題の中には直接的に表現されていない事情を考慮しなければならない選択肢のパターンを学ぶことだ。

たとえば上の例が「~の場合、Aに届けなければならない。」ではなく、「~の場合、Aだけに届ければよい。」という選択肢であったとすれば問題の中には直接的に表現されていない「Bにも届けなければならない」という事情を考慮しなければならないことになる。

こういったパターンを事前に過去問学習を通じて学んでおけば、それ以外の場合には「書かれていないことを含めて考えたりしない」ことがしやすくなるはずである。

宅建試験に合格するためには単に知識があるだけでなく、その知識を使って正確に選択肢の〇×判断ができることが必要なのだから、特に読解力に不安のある方はこういった地道な対策も、しっかりと行って頂きたい。